そこを押すな! 妊娠中の鍼灸の禁断のツボ

鍼灸の人気が高まるにつれ、妊娠中のいわゆる「禁断のツボ」の知名度も上がってきています。 私も何度か妊娠を経験したので、小さくて弱い人間が自分の世話になることがいかに不安かをよく知っています。 ターキーサンドイッチ、ツナ缶、染髪、ペディキュア、マッサージなどです。

鍼灸学校では、(すべての鍼灸師が学ぶように)陣痛を引き起こしたり妊娠を危険にさらしたりする恐れがあるので、妊娠中に使ってはいけないツボのセットについて学びました。 これらのツボを知ることはとても大切なことだと思いますが、特に一般の人たちの間では、その危険性が非常に誇張されているように思います。

Pedicures & Massages

私が妊婦の間で多くの恐怖があると感じた分野の1つは、マッサージやペディキュアにまつわるものです。 マッサージセラピストやネイル技術者がうっかり「禁じられた」ツボを押してしまい、流産や陣痛を引き起こすかもしれないという根拠のない考えがあるのです。 どうか、マッサージやペディキュアを受けに行ってください。 危険はありません!

平均的で健康な妊娠では、これらのツボをいくら押したり突いたりしても、有害な影響を及ぼすことはないでしょう。 少し視点を変えて、臨月を迎えて陣痛を始めようとする女性を担当するときは、陣痛のプロセスをジャンプスタートさせるために、一度に数分間、一日に何度もこれらのツボを深く押してもらうことにしています。

切迫流産や早産の経験がある女性には、「禁断のツボ」を直接強く押すことは避けるべきでしょう。 セラピストがそうでない場合に備えて、どのポイントが問題になりうるかを知っておくと、マッサージの場面でより快適に感じるかもしれません。

妊娠中の「禁断のツボ」

脾6

下腿内側の足首骨から手幅くらい上にあるのが脾6のポイントです。 このツボは、子宮の循環を良くするために非常によく使われ、また陣痛を起こすために子宮収縮を誘発するためにも使われます。

膀胱60

膀胱60経穴

膀胱60経穴

膀胱60は足首の外側、足首骨のすぐ裏、アキレス腱前に位置するツボ。 このツボは、腰を開き、スペースを作り、腰の動きを良くする効果が高いとされ、腰痛に最もよく使われるツボです。 しかし、このツボは同じ理由で、妊娠中にも問題があるとされています。

胆のう21

胆のう21

胆のう21

過去10年間、不思議とコンピュータを使わなかった人以外、おそらくあなたは胆のう21というツボを押さえているに違いありません。 このツボは通常、肩のマッサージで好んで使われる場所であり、この部分を施術されるととても気持ちがいいものです。 このツボは一般的に骨盤の調整作用があるとされており、つまり弱ったところを強化したり、余分な緊張をほぐしたりすることができます。 妊娠中の懸念は、妊娠の重さを支える役割を持つ骨盤底の弱化を招くことです。 子宮頸管無力症や早産の既往がある方は、この部位を鍛える際には慎重かつ優しく行うことが賢明でしょう。 正常な妊娠であれば、肩のマッサージを受けるとよいでしょう。 特に妊娠中期になると、ほとんどの女性が骨盤に過剰な緊張を抱え込んでいて(これが弱点となりうる)、このツボを使うことで本当に恩恵を受けることができます。 (迷ったら、施術者に聞いてみましょう!)

大腸4

大腸4ツボ

大腸4ツボ

最後の妊娠中の「禁じ手」は大腸4ツボだそうです。 このツボは、手の親指と人差し指の間の太い筋肉にあります。 通常、押すとかなり痛いです。 大腸経4は、様々な場面で使われますが、常に物事を動かすという一般的な効果があります。 頭痛や首や肩の痛みを和らげたり、消化を促したり、詰まった副鼻腔をクリアにしたり、その他多くの病気に使うことができます。 このツボの強く動く性質は、陣痛を促し、子宮をより強く収縮させるのにも最適です。 大腸経4は、脾経6と並んで、陣痛を誘発したり、停滞している陣痛を早めたりする主要なツボです。 そのため、このツボはママと赤ちゃんの陣痛の準備が整うまで避けます。 このツボは、かなり強く押さないと効果がないので、痛いと感じるほど強く押さないと、あまり効果がありません。

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