インド、13桁の携帯電話番号システムを導入へ、ただしエンドユーザー向けではない

インドでは間もなく13桁の携帯電話番号が導入される予定です。

国営通信事業者のBharat Sanchar Nigam Limited(BSNL)がネットワーク機器プロバイダーのZTE TelecomとNokia Solutionsに送った文書によると、電気通信省(DoT)は、すべてのM2M接続を現在の10桁の番号システムから13桁のものに移行することを決定したとのこと。

「2018年7月1日から13桁のM2M番号計画を実施することが決定されました。 この日以降、すべての新しいM2Mモバイル接続には13桁の番号のみが割り当てられる」とBSNLはレターで書いている。

「すべてのTSPは、ITやその他の関連システムを含むネットワーク要素が2018年7月1日までにM2M SIMの13桁の番号付けと整合していることを確認しなければならない。 LIシステムの準備も2018年7月1日以前に13桁の番号のために確保されなければならない」とレターは付け加えた。

移行は2018年10月1日から始まり、2018年12月31日までに完了する予定である。

BSNL幹部は新しい13桁のモバイル番号システムの実装を確認した。 “この通信はマシンツーマシンのみであり、一般顧客向けではないことに注意 “と関係者は付け加えた。

Airtel が TRAI の「M2M 通信におけるスペクトラム、ローミング、QoS 関連要件」に関するコンサルテーションペーパーへの回答で、DoT が同様に新しい番号システムを実装すると示していたと述べていたことは注目に値する。

「実際、DoTはすでにSIMベースのM2Mデバイス向けに13桁の番号体系を承認しており、統一ライセンス(アクセスサービス認可)/UASLに割り当てられる現行の10桁のモバイル番号体系と共存する」と、事業者は回答書で述べていた。

新しい番号計画が実施されれば、インドは国際電話コードを除く電話番号が最も長い桁数の国のひとつとなる。 Wikipediaのリストによると、ドイツでは一部の事業者が特定のサービスで13桁の電話番号を使用しています。 中国は11桁の携帯電話番号システムを使用しています。

13桁の番号システムへの移行は、すでにソーシャルメディア上で多くの話題を呼んでおり、エンドユーザー向けに展開されると考えられていますが、もちろんそうではありません。

M2M通信とは何ですか

電子デバイス間の直接通信を総称したものです。 人間が介在することなく情報をやりとりするための技術です。

M2M通信の例

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M2M通信の用途としては、車両管理、受注管理、自動販売機、遠隔保守・制御、生産チェーンの監視と自動化などが挙げられます。 また、IoT(Internet of Things)などの新しい技術にも利用されています。 M2M通信についてはこちらで詳しく解説しています

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