近所のスーパーで手軽に買える豆には、いろいろな種類がありますね。 黒豆、ひよこ豆、インゲン豆、キドニービーンズ、ネイビービーンズなどです。
猫の食事には高タンパクであることが必要であることはご存じでしょうし、そのためか、猫に豆を与えることは良い考えのように思われますが、猫は豆を食べることができるのでしょうか? 要するに、はい、猫は豆を食べることができますが、少量であれば安全です
もっと発見してください。 猫についておそらく知らなかった10のこと
Can Cats Eat Beans?
ひよこ豆などの豆類は猫にとって毒性はありませんが、大量の豆を食べさせるのは得策ではありません。
ひとつには、豆は消化が悪いので、大量に食べると消化不良や鼓腸(過剰なガス)を引き起こす可能性があります。
また、猫が肉食であることも、豆を与える量を制限したほうがよい理由のひとつです。 野菜や植物は猫の食事を補完することができますが、猫が健康を維持するためには、食事のメインは動物性タンパク質が豊富である必要があります。
豆は悪いものばかりではありません
豆は消化しにくいものですが、猫の食事から完全に排除する理由はありません。 豆は非常によいタンパク源であるだけでなく、鉄、マグネシウム、ビタミンB-6、カルシウムを大量に摂取することができるのです。 もしあなたの猫が豆を好きなら、時々少し与えても大丈夫です。
猫にとって豆の缶詰は塩分が多すぎる
あなたの猫に少量の豆を扱うなら、ほとんどの缶詰は控えた方が良いでしょう。 豆の缶詰の問題点は、多くの場合、塩分が加えられていることです。 カップ半分の豆の缶詰には、約400〜500ミリグラムのナトリウムが含まれているようです。 もちろん、カップ半分では多すぎるのですが、猫のナトリウム耐性は非常に低いので、少量の豆の缶詰でも問題になります。
因みに、豆をきれいな水で洗うことによってナトリウム含有量を減らすことができますが、それでも猫にとっては塩分が多すぎることに変わりはありません。 そのため、猫に豆を与える場合は、塩分が添加されていないことを確認するか、新鮮な豆を購入し、塩分を過剰に含まないように自分で調理するのが良いでしょう。
猫はレンズ豆やエンドウを食べられるのか
猫はエンドウを食べて良いのか?
また、猫がレンズ豆やエンドウ豆を食べられるかどうかも気になるところです。 レンズ豆やエンドウ豆は豆類と同様、消化しにくいという特徴があります。 猫はレンズ豆もエンドウ豆も食べられますが、少量に限られます。 レンズ豆もエンドウ豆も猫にとって貴重な栄養素(鉄分、マグネシウム、ビタミンB6)を含んでいるので、時々少量与えることは猫の健康に有効です。 実際、エンドウ豆は多くの市販キャットフードの人気食材なので、あなたのネコちゃんの食事にすでにエンドウ豆が入っている可能性は高いです。
おわりに
豆類、レンズ豆、エンドウ豆はどれもネコちゃんにとって安全ですが、少量であれば大丈夫です。 これらの豆類を一度に大量に猫に食べさせると、消化不良を起こす可能性が高いので、お勧めできません。 ただし、おやつとして豆やエンドウ豆を少し与えるのは問題ありません。