自宅NASサーバーのLVMをZFSファイルシステムに置き換えた方法

Ing. Jan Jileček
May 7, 2020 – 3 min read

前回の記事で、自宅NASで複数ディスクを使う問題をLVMであまり解決できなかったので紹介します。 というわけで、今度はZFSで解決策をアップグレードしていこうと思います。

ZFS は高度なファイル システムで、プールされたストレージ、スナップショット、自動修復とデータ整合性検証、RAID-Z、16 Exabyte ファイル サイズ制限などの素晴らしい機能を備えています。

Pooled Storage

ZFS はボリューム マネージャー(前回使った LVM など)とファイル システムの機能を組み合わせたものです。 つまり、ファイル システムは複数のドライブまたはプールにまたがることができます。

以前の LVM

によるソリューション

以前のソリューションでは、論理ボリューム マネージャーを使って次のように設定していました:

ただ、多数の HDD がひとつの大きな (2.3 TB) 論理ボリュームに収まっているだけです。 これは大きな問題で、ドライブの 1 つが故障すると、論理ボリューム全体が破損します。

そこで ZFS の登場です。 その後、論理ボリュームをアンマウントして削除しました。

最初のソリューションでは、ディスクの健全性をチェックしなかったので、今それを実行しました。 SMART (Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology) を使用しました。

3台のディスクがエラーや障害だらけだったので、読み取り速度も一番速いsdd (WD 1TB) とsde (WD 320GB) ドライブだけを選びました(書き込み速度は試していないので読み取り速度でベンチマークとして十分でした)。 hdparmで読み込み速度のテストをしてみました。

(sdb はシステム SSD、sdd は SATA3 HDD)

ZFS のインストールと使用

最初にディスクを Solaris ファイルシステム (fdisk で “be” コード、前回の記事でチュートリアル) にフォーマットしておきました。

それから、zfstools (apt install zfsutils-linux) を使用してプールを作成し、マウント ポイントにマウントして、ZFS の使用を開始しました。

プールリスト

マウントポイント – 空き領域

マウント…は、前回の記事でsambaの設定に登録済みでした。 ということで、すぐにネットワークドライブを使い始めることができました。
完了

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