Serum CA-125測定値 > 65 U/mL. 臨床的価値

目的 血清CA-125値<5173>65 U/mLに関連する諸条件の有病率を検討し、癌の予測における高CA-125の異なる範囲のオッズ比を算出し、高血清CA-125の予測値に対する更年期と腫瘤の有無の影響について検討すること。

研究デザイン。 Cleveland Clinic Foundationを受診した連続した女性313人のうち、血清CA-125が<5173> 65 U/mLだった人の診断について、レトロスペクティブレビューを行った。 統計解析はクロス集計、カイ2、フィッシャーの正確検定、オッズ比を用いて行われた。

の結果。 血清CA-125 > 65 U/mLの患者では,婦人科系癌,非婦人科系癌,非悪性疾患がそれぞれ74.3%,10.2%,13.1%と診断された。 血清CA-125 > または = 1,000 U/mLの患者では,同じ疾患が診断の89%,7%,3%をそれぞれ占めた. 血清CA-125 > 65 U/mLに関連する良性疾患は子宮内膜症と転移性乳癌が最も多く、婦人科系癌も同様であった。 腹部骨盤内腫瘤の存在は悪性腫瘍のリスクを有意に増加させた(P < .00005)。 CA-125 > 65 U/mLで腫瘤のない患者の約90%は非悪性疾患であった。 血清CA-125値<5173>65 U/mLの診断は、閉経前患者と閉経後患者で有意に異なっていた。 閉経後の患者では、婦人科系癌(P = 0.002)および婦人科系以外の癌(P = 0.0008)の発生率が高く、良性疾患の発生率は低かった(P < 0.0005)。 CA-125値が癌と関連するオッズ比は,CA-125値が高くなるにつれて増加した. CA-125値が<5173>または=1,000 U/mLに達するまでのすべての間隔において、閉経後の患者では悪性疾患と良性疾患のオッズ比が有意に高くなった。

結論 三次医療機関で受診した患者において、血清CA-125測定値> 65 U/mLは13%の患者で非悪性疾患と関連していた。 血清CA-125値が高いほど婦人科系悪性腫瘍との関連が強かったが,婦人科系癌に限定して発生するCA-125値はなかった。 閉経後の患者で血清CA-125値<5173>65 U/mL、血清CA-125値<5173>65 U/mLで腹部骨盤内腫瘤がある場合は、手術に進む前に専門外の診察を考慮する必要がある。

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