The 15D is generic, comprehensive, 15-dimensional, standardized, self-administered measure of health-related quality of life (HRQoL) that can be used both as profile and single index score measure. 本稿では、その健康状態記述系と評価系の受容性、信頼性、妥当性、識別力、変化に対する反応性を検討し、いくつかの適用例を示す。 15Dは、ほぼ同等の次元のプロファイル指標として、Nottingham Health Profile(NHP)やSF-20と同等の性能を示し、ある点ではさらに優れており、EQ-5Dより明らかに優れている。 15Dの残りの9〜10次元は、識別力と変化への対応力という点で大きな余力がある。 この評価システムは、多属性効用理論の応用に基づいている。 HRQoL全体を表す0-1スケールの単一指標スコア(15Dスコア)は、健康状態記述システムから、集団ベースの嗜好または効用重みのセットを用いて算出される。 15Dスコアは、信頼性が高く、変化に敏感で、少なくとも欧米型の社会では一般的であり、特に資源配分のために得られる質調整生存年(QALYs)を導き出すのに有効であることが示されている。 この手法は、ワシントンパネルによって推奨されており、臨床経済評価や母集団調査のために数ヶ国語で利用することができます。