インタフェース帯域を使用したOSPFコスト計算

OSPFでは,インタフェース帯域を使用できる場合,経路コストを計算する式が使用されます。

インタフェース帯域機能を無効にしている場合,OSPFインタフェースでのコストの参照帯域を変更するで説明したように,参照帯域を固定ポート帯域で割ったものをコストとして計算します。 インタフェース帯域の機能が有効な場合,OSPFは基準帯域をインタフェース帯域で割った値をコストとして計算します。

OSPFでは,インタフェース帯域を使用できる場合,次の式で経路コストを計算します。

  • OSPFのパスコスト=((自動コスト×参照帯域+インタフェース帯域)-1)/インタフェース帯域。

上式では,コストはMbps(Megabits per Second)で計算しています。 自動コストは,OSPFルータ設定モードまたはOSPFv3ルータ設定モードでauto-cost reference-bandwidthコマンドを使用して設定します。 OSPFの自動コスト参照帯域の変更については,「OSPFv3インタフェースのコスト参照帯域を変更する」を参照してください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。