接続機器数220億に到達、収益はどこに?

ストラテジー・アナリティクスの最新調査によると、インターネットに接続されているデバイスの数は2018年末に世界で220億個に達したという。

接続デバイスの成長

エンタープライズIoTは依然として市場の半分以上を占める主要セグメントで、モバイル/コンピューティングは4分の1強にとどまっています。 しかし、本レポートでは、特に未開拓の地域におけるスマートホームの導入がさらに急成長することにより、今後数年間はホームが最も成長するセグメントとなると予測している。

レポートでは、特にサービスプロバイダーにとってIoTの収益機会は依然として不確実であり、IoTの恩恵を受けようとする企業は、どのターゲットセグメント、事業活動、収益モデルを優先させるかを最も考慮する必要があると結論付けています。

レポートは、2025年までに386億、2030年までに500万のデバイスが接続されると予測しています。 一部のセグメント(コネクテッド・コンピューティング・デバイスなど)は低成長または減少するが、その他のセグメント(メディア・デバイスなど)は着実に拡大し続けるだろう。 ウェアラブルデバイスやコネクテッドビークルの成長率は引き続きプラスとなるが、他のセグメントに比べて数量は控えめになるだろう」

Principal Analystで本レポートの著者であるDavid Mercerは、次のようにコメントしています。 「サービスプロバイダーは、モノのインターネットの巨大な規模を見て、収益が自動的に自分たちの方向に流れていくと考えるかもしれません。 しかし、どのアプリケーションやサービスがどの程度、収益の伸びを牽引するのか、正確なところはまだわかりません。 さらに、このエコシステムが明日の消費者のニーズを満たすためにどのように進化するかを理解するために、さらなる調査が必要です」

Strategy AnalyticsのシニアバイスプレジデントであるDavid Kerr氏は、「世界の接続機器のインストールベースが2025年までに約400億台に達する見込みであり、半導体ディスプレイメーカー、カメラ、メモリ、バッテリー、その他の実現技術プロバイダーにとって大きな機会が存在しています」と補足しています。

「AIはモバイル、家庭、自動車、コンピューティングの各プラットフォームに浸透していくだろう。 複数のデバイス、OS、ユーザーインターフェースにまたがるユーザーエクスペリエンスの最適化が重要な戦力となるだろう」

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