A systematic review of outcomes of revision amputation treatment for fingertip amputations

目的:本研究の目的は、指先切断損傷に対する指先再切断治療の成果について、英文文献の中から機能的アウトカムのベストエビデンスとなるシステマティックレビューを実施することであった。

Methods: MEDLINE文献検索を行い、以下の基準を満たす研究を特定した。 (1)一次データを報告、(2)指切断損傷後の一次再切断治療を5例以上含む、(3)指または親指の切断がそれぞれ遠位指節間関節(DIP)または指節間関節(IP)で報告、(4)以下の転帰を少なくとも一つ提示している。 静的2点識別(2PD)、耐寒性、中手指節(MCP)関節、近位指節間(PIP)関節、DIP関節の可動域(AOM)、または職場復帰時間。

結果 38件の研究が包括基準を満たした。 27の研究が2PDを、20の研究が寒冷不耐性を、8つの研究がAOMを、そして18の研究が指先損傷の再切断後の職場復帰時間を報告した。 平均2PDは5.6mmであった。 平均で24%の患者が寒冷不耐性を経験した。 PIP関節のAOMは4つの研究で報告され、平均94°であった。 DIP関節のAOMは4つの研究で発表され、平均66°であった。 親指のMCP関節とIP関節のAOMは、それぞれ3件と4件の研究で発表された。 親指MCP関節の平均外反角は54°、IP関節の平均外反角は71°であった。 平均の職場復帰期間は47日であった。

結論 指先の再切断は平均してほぼ正常な感覚と満足のいく動きを得ることができ、患者は術後平均約7週間で職場復帰が期待できる。

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